骨粗鬆症

骨粗鬆症の予防と治療

あなたの骨密度は大丈夫ですか?

骨の強度が低下して、骨折するリスクが大きくなる病気が骨粗鬆症です。骨粗鬆症になると、骨の中がスカスカになってもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。骨粗鬆症は閉経後の高齢女性に多く、治療を行わないままだと、脊椎(背骨)が変形する「脊椎圧迫骨折」や太ももや足の付け根を骨折する「大腿骨頚部骨折」を起こすこともあります。こうした骨折から寝たきりのリスクが高くなることが懸念されているのです。

最新鋭の骨密度測定装置を導入

当院では、骨密度を精密に測定できる骨密度測定装置を導入。これはデキサ(DEXA)法と呼ばれる測定装置で、腰椎、大腿骨頸部の骨密度を正確に測定することができます。デキサ法は測定時間が短く、誤差は少なく、放射線量も少ないのが特長です。骨粗鬆症の治療がうまくいっているかどうか、治療効果の経過観察にもデキサ法は欠かせません。

骨粗鬆症の治療について

骨粗鬆症の治療は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことが目的となります。治療は薬物療法が中心です。近年になって効果的な薬も開発されています。症状によっては自己注射も必要になりますが、その場合はきちんとご説明いたします。また、骨粗鬆症は食事や運動など生活習慣とも深い関係があるのです。そのため、食事や運動で骨密度を高めるアドバイスもさせていただいております。

骨折による寝たきりを防止

骨粗鬆症の治療については、このデキサ法の登場や有効な薬が登場し、治療ガイドラインも整ってきました。高齢になってからの骨折は、寝たきりなってしまうリスクが高くなってしまい、健康寿命を縮めてしまいます。まずはご自分の骨密度がどれくらいなのか前向きに把握することが、予防の第一歩です。骨粗鬆症予防のために早期の予防と治療をすることは、国を挙げて進めていくべき対策です。ぜひ受診していただき、骨密度検査を行ってください。

ご予約・ご相談はお気軽に

身体のことでお悩みでしたら、上尾市にある第2本郷整形外科皮膚科まで。まずはお気軽にお問い合わせください。

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